名鉄3400系

 名鉄の流線型電車「3400系」の写真をご紹介させていただきます。
 
 撮影は、昭和55(1980)年頃です。

(1)新岐阜駅(現名鉄岐阜駅)で出発を待つ、太田川行き準急です。
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 となりに、5500系豊橋行急行が止まっています。

 名鉄3400系電車は、昭和12(1937)年に、東(愛知電気鉄道)西(名岐鉄道)合併後の名古屋鉄道のシンボルとして製造された電車です。スカートで床下機器を覆った完全な流線型で、戦前に登場した流線型電車の中でもひときわ美しいスタイルでした。昭和40年代に入り、前面ガラスが連続窓風になるなど改造されましたが、美しい風貌は維持されました。

(2) (1)と同じ場所です。急行が出た後です。
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 とても美しいスタイルですね。戦前の流線型電車の傑作の一つでしょう。
 
 調べてみますと、3400系は、当初は2連固定編成で、その後3連→4連と増強されたそうです。登場時の塗装は、グリーンの濃淡で、そのため「いもむし」というあまりカッコよくないニックネームを頂戴しました。

(3)別の日です。蒲郡行急行です。
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 名古屋本線「牛田」駅で撮影したものです。年賀状に使用するパノラマカーの写真を撮影するため、比較的直線の続くこの場所を選びました。なかなか豪快な走りでした。

(4)岩倉行普通がやってきました。
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 撮影を中止し、この電車に、乗車することにしました。

 (5)車内で一枚。
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 撮影場所がどのあたりなのか気になるところですが・・・。運転席と客室との仕切りは、腰板一枚で、抜群の前面展望です。車体番号の左に、成田山のお守りが見えます。前面運転席左側の窓が汚れているのが気になります。

 3400系は、その後も「高速」から「普通」まで幅広く活躍しましたが、昭和63(1988)年に第一線から退き、平成14(2002)年に、唯一残った2連が廃車されました。現在、先頭車一両が保管されているそうです。ぜひとも後世に残すための保存をお願いしたいところです。

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この記事へのコメント

ファジー
2008年08月03日 21:25
これは、まさに名鉄の名車ですね。
流線型は鉄道省だけではないといった風情があります。
車内からの運転台の写真かなり珍しいものではないでしょうか。
のり
2008年08月04日 22:12
♪ ファジー様  おっしゃるようにこの電車は、名車ですね。車内からの写真は、乗車した瞬間に思い立ちました。「これはすごい!。写真に撮らねば・・・」。高速電車とは思えない風景ですね。この写真撮影後、たまらず座席を運転台すぐ後のロングシート部へ移動しました。懐かしい想い出です。

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