のりさんの鉄っちゃん想い出風景

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zoom RSS 南海大阪軌道線の切符、ふたたび(後)

<<   作成日時 : 2018/04/30 00:46   >>

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 懐かしい南海大阪軌道線の切符のお話をさせていただいています。


 昭和45(1970)年、小学校を卒業して大人運賃になった私は、うれしさに上町線の大人運賃の切符を買い集めました。



 4月20日付の切符…
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 東天下茶屋にあった乗車券発売所で購入した綾ノ町までの切符です。
 Wikipediaを参考にした当時の運賃体系によりますと「3区」にあたります。




 同年5月21日付…
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 東天下茶屋で買い求めた平野線「田辺」までの切符です。

 当時の運賃体系で「2区」にあたりますので「35円」。

 五円玉が日常貨幣としてごく普通に使用されていた証しです。




 少し時間があきまして……


 同年11月1日付…
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 天王寺駅前の窓口で買い求めた上町線1区「姫松」までの切符です。


 この年の10月5日に運賃が改定され、1区が30円になり、2〜5区は1区間につき15円加算、6区以上は1区間ごとに10円加算されるという運賃体系になりました。




 昭和48(1973)年春にダイヤ改正が行われ、天王寺駅前・浜寺駅前間の直通運転が中止されました。

 翌49(1974)年に運賃体系が一新され、我孫子道を境に「大阪市内区間」と「堺市内区間」をそれぞれ1区間(40円)とし、我孫子道をまたいでの乗車を2区間(60円)としたものになり、同時に鉄道線との共通運賃制度が廃止されました。
 近い将来のワンマン化への布石だったのかもしれません。


 


 最後に、父のノートから……

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 昭和14年2月28日、阪堺線の聖天坂にあった乗車券発売所で買い求めた1区用の「記名式回数券」です。

 1区回数券の券片…
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 券片に「記名式」と明記されていますので、この冊子のものである可能性もあります。

 当時の駅名(おそらく区間制の境の駅を示しているのではないかと想像しています)や乗換指定駅など、かなりの情報が詰まった券面表示だと思います。

 「大浜海岸」(阪堺線大浜支線の終点)や「曳舟」(いまはなき天王寺支線に戦前あった駅)、「勝間」(現 阪堺線東玉出)といった駅名が見えます。

 南海のシンボルである「羽車」がドンと真ん中に大きく印刷されています。



 そして、昭和13(1938)年の学生定期券。
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 約80年前の乗車券をご紹介させていただきました。




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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
  学生時代に試合で東京に遠征した際、初めて乗った新幹線の切符を判子を押してもらって持ち帰ったのが最初でした。

 それまで切符は駅を出る際に回収されるものと思ってました。

 長野の何時も世話になっているスキー場出身の部活仲間。

 彼に付き合って合宿帰りに小海線でSLの写真を撮ったり、駅弁の包み紙をコレクションしたり。

 それらも今は何処に行ったのか?

 写真も今やプリントすることなく、PCの画面で眺めてます。

 そうそう、開通直後の北陸新幹線の特急券は、久々に新今宮で判子を押してもらって持ち帰りました。
タイムスリップ
2018/04/30 06:30
♪ タイムスリップ様
目的地への旅を終えた乗車券は、原則として回収されることになっています。
不正使用(再使用)などの防止外国人主目的のようですが、利用状況のチェックということもあるそうです。
ただ、無効印を押捺してもらって使用した乗車券を手元に残すことは可能です(国鉄時代、なぜか駅員さんにいい顔をされませんでしたが…)。
トワイライトの切符も南千歳駅で無効印を押してもらって手元に残しました。
のり
2018/04/30 13:12
  大きな記憶違い!

 北陸新幹線の特急券は金沢で、乗車券を新今宮で、でした。 
タイムスリップ
2018/05/01 07:29
  度々どうもです。

 思い出したことは思い出したときに(汗)。

 硬券時代の記憶なんですが、入鋏する鋏の形が各駅で異なっていて、切り口の形で何処から乗ってか判るようになってたと聞きました。

 でもそんなに沢山の形があった様には思えない様な・・・。

 短距離でのキセル防止だったのか?

 今となってはねぇ。

 
タイムスリップ
2018/05/01 07:40
改めて僕の持っている車内券を見たら、記事の物とは違います。運賃形態が大阪市内と堺市内になってからのようです。もっと集めたかったなぁ。
HAPPYmountain
2018/05/01 13:06
♪ タイムスリップ様
改札鋏によるカット形状には何種類もあって、駅ごとに変えているほか、規模の大きな駅では時間によって変えていたという話を耳にしたことがあります。
入場券などによる長時間滞在を防ぐためだと思われます。
もうすっかり過去のものになってしまいました。


♪ HAPPYmountain様
おそらく昭和49年以降のものでしょうね。
私が懐かしいと思うのは、この画像の車補ですので、年齢を感じてしまいます(笑)。
のり
2018/05/01 18:41
  「入場券」も懐かしいなぁ。

 最近は無いですが、遠方からの知人の送迎とかで使ったことがありました。

 長電の長野駅のでかいのも、何処か探せば出てくるはずです(笑)。

 それと、阪神西宮駅が高架になる前、北側のバスターミナルから南側の商店街方面に抜けるのに無料の通過券がありました。

 色々古い記憶が蘇ります。

タイムスリップ
2018/05/02 08:58
♪ タイムスリップ様
長野電鉄長野駅の入場券は、拙記事でもご紹介させていただいたことがあります。ぼぼハガキ大のサイズで、裏に現役車両の紹介がありましたね。
京阪プレミアムカーのレシート風のチケットは、これはこれで良いと思うのですが、かつての存在感たっぷりの乗車券・特別車両券もいいですね。
のり
2018/05/03 00:28
改札鋏の鋏痕ですが、山手線の駅だけ独自の物がありました。上野駅の物は「山」の字型で、「カエルの手」と通称されていましたね。幸いな事に新宿駅で使われた物を入手する事が出来て手元にあります。ちなみに、通常の鋏痕は第1種から第4種までの4種類で同じ物が隣り合わせにならないよう配置されていました。
鷹峯 源光
2018/05/04 09:13
♪ 鷹峯源光様
改札鋏の鋏痕は、なかなか工夫されていましたね。
自動改札の急速な普及で、改札鋏の音はすっかり聞こえなくなりました。
プロジェクトXでの自動改札開発秘話「通勤ラッシュを退治せよ」、とても興味深く見ていました。
のり
2018/05/04 09:53

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